はじめましてそしてあけましておめでとう
せっかくなので思いの丈をぶつける場所を作ってみましたー
ノロノロ書いていこう。
先日より、Dishonored2ていうめちゃんこ面白いゲームをプレイしています。
1のが好きだけどね。
冤罪なんだけど女王殺しの不名誉(Dishonor)を塗りたくられた女王護衛官である主人公コルヴォが、隠密活動を通して汚名返上すべく奮闘するお話。
2では、コルヴォの娘であり女王となったエミリーが主人公。
衛兵や魔女を暗殺したり気絶させて進むステルスゲームです。
他にも、中世イギリスがモデルなので、洋ゲーよろしくウィーパーという名のペストらしきウィルス感染者が血の涙を流しながら徘徊し、主人公に襲いかかってきます。
ギリギリ生きてるけどゾンビみたいなものです。
そこで、着目しました。
ゾンビというものに。
ゾンビとは、作品によって多少違いはあれど、自我のないまま生き返った死者のこと。
ファンタジーなどではウィルスが原因であることが多く、生者に襲いかかり、主にタカが外れた顎力での噛みつきで彼等を喰い殺しゾンビウィルスを感染させ、ゾンビ仲間を増やします。
死者なのでボロボロの身体で不明瞭な言葉を発しながらこちらに向かってくる姿は恐怖そのもの。
幼い頃、バタリアン(オバタリアンの元ネタ)をうっかり観てしまい、眠れなくなった幼子も多いはず!
なのですが、そもそも、なぜ我々はゾンビに恐怖心を抱くのか。
ゾンビって、だいたいが人型なのは勿論、動物だと犬がメインです。もしくは見たことない新生物。
猫とかライオン、カバとか象とかのゾンビってあまり見かけません。(強化人間は除外!あれゾンビじゃない。)
そういうことなのです。
人間や犬は、本来、こちらの思いが通じたり助け合ったり、信頼関係を築ける存在なのです。
少なくとも自分を襲う存在ではない(と我々は思い込んでいる)。
そんなはずの彼らが、ドロドロになった姿だけで充分恐怖なのに、一心不乱に襲いかかってくる。
え?なんでドロドロなん?え?生きてんの?まじで?てかこっち来てるやん!なんで?なんで?ちょ待って怖!ほんま怖!!
そこが人間の理解を超えた恐怖を生み出すのではないかと考えたのです。
猫やライオンは気まぐれで、そもそも人語がわかるとは思えない。緊急時助けてもくれない、そもそもが野性なのです。
ゾンビになったって凶暴性が増したなーグロいなーぐらいのものです。
一時期流行ったパニック漫画も、平穏な日常が突如として終わるとかいうモノローグが常なように、安心できるはずの存在が突然自分の生を脅かす、そこに恐怖を感じる。
理解できない、それが人間にとって恐ろしいのです。
生態を理解・共有し、いい加減見慣れたら、あーまたいるわ逃げよう、ぐらいに生活に馴染むのではないでしょうか。
ゲームでもそうです。恐怖より対処方法に意識を払うようになります。
ひいては妖怪やお化けも同じなのかなと考えて、それらをポップな存在に昇華、浸透させた水木しげる氏への敬意を表し、ひとつめのブログを終了いたします。
かばこ
Dishonored 2 【CEROレーティング「Z」】 - PS4
- 出版社/メーカー: ベセスダ・ソフトワークス
- 発売日: 2016/12/08
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